体臭(ワキガ)の軽減には食生活が大切なのはお話ししてきましたが、その中でも、お酢は手軽に摂れて効果的です。
お酢の主成分はクエン酸です。
クエン酸は、エネルギーの代謝を促すものですが、このクエン酸により作られるエネルギーには、乳酸が発生しません。
実は、乳酸が汗腺の中に増加するとそれに伴ってアンモニアが大量に分泌され、体臭(ワキガ)が強くなるのです。
しかし、クエン酸から作られるエネルギーは非常に効率がよくて、大変きれいなため汗に不純物が混ざりにくく、サラサラで乾きやすくなります。
これにより、体臭(ワキガ)が抑えられるということになるのです。
なので、お酢はできれば毎日摂取することがいいでしょう。
料理に使ってもいいですし、そのまま1日大さじ1杯程、飲むだけでも十分です。
梅干しやみかんなどの柑橘類にもクエン酸は多く含まれていますので、積極的に食べるようにするとより効果的です。
また、お酢には殺菌力がありますので入浴の際の湯に酢をコップ1杯ほど入れて、浸かることもとても効果的です。