欧米化した食事・・・特に肉類や乳製品はなぜワキガを強くさせてしまうのでしょうか・・
肉にはタンパク質が豊富です。
体内に入ったタンパク質はアミノ酸となって吸収されますが、そのアミノ酸の一部からアンモニアが生成されます。
本来ならこのアンモニアは肝臓で尿素に合成され、腎臓から尿に排泄されるのですが、すべて尿や便で排泄されるのではありません。
アンモニアの一部が大腸から吸収されて、呼気や汗腺からでてしまうのでニオイとなります。
さらにタンパク質は消化や分解に時間がかかりますので、食べ物が腸内に長くとどまっているため、発酵されて腐敗臭を発する原因となるのです。
またタンパク質の消化には多くのエネルギーが必要なので、体温があがり汗もかきやすくなります。
肉類を食するときは、なるべく早く尿や便として排出することが大切です。
その為には、食物繊維が豊富な食材、たとえば豆類やパセリ、ごぼうなどを一緒に摂ることを心掛けましょう。