汗の役割は、体温を調整するために出るものです。
また汗そのものにはニオイはありません。
水分補給をしなければ汗をかくこともないだろう、そうすればニオイもでることがないだろうと、
できるだけ水を飲まないようにしている人もいるかもしれません。
しかし、これはかえって汗の質を悪くさせニオイを強くさせてしまいます。
たくさん水を飲むと余計に汗が出るように思われがちです。
確かに体内に十分な水分がなければ、汗をかくという機能が正常に働かなくなってしまうため、汗の出は少なくはなります。
ですが、体内での水分が不足すると出る汗の濃度が濃くなるので、結果、汗が臭くなってしまうのです。
汗のニオイを抑えるには、まず水をしっかりと1日2ℓを目安にこまめに摂取することが大切です。
汗を正常にかいて代謝をよくさせることも重要です。
また塩分が多い食品も、体臭がきつくなってしまう原因となりますので気をつけましょう。
塩分を多く摂取すると、血液中で多くの水分を必要とするため、体内の水分が血液中に流れ込みます。
すると、体内の他の部分で水分が不足し、汗に含まれる水分も少なくなります。
よって出る汗の濃度が濃くなるので、体臭(ワキガ)をつよくさせてしまいます。