脇の下の汗の原因は二種類あります。
一つはアポクリン腺からのワキガ独特のニオイとなる汗ともう一つは、エクリン腺からの精神面による汗です。
緊張や不安な状態にあるとき、手のひらや脇などの局部に大量にかく汗は精神性発汗と呼ばれるものです。
汗や脇の下に意識が集中してしまうことで汗が出てしまい、拭いても拭いても「また汗がでるのでは・・」と緊張や不安状態になればなるほど大量の汗が出てくるのが特徴で、自分ではなかなか調整ができません。
「ニオっているのでは?」とずっと気にしているのもストレスになります。
ストレスが溜まった状態でかいた汗は、緊張から成分が濃くなっていますので、ニオイやすく悪循環になってしまいます。
この発汗は心の問題でもあるので、まずは不安な気持ちを切り替えることが必要となります。
大胆に『もっと汗をかいてやろう』と考えを変えることも大切なのです。
汗の理想は、サラサラとした皮膚の雑菌と混ざりにくい乾きやすい汗です。
例えば、ランニングなどの有酸素運動やヨガを生活習慣に取り入れると、汗腺が鍛えられ、粘っこい汗からサラサラの汗へと体質を変えることも可能です。
これはワキガ体質の方にも大変有効なのでお勧めです。
さらに運動習慣はストレス対策にもなるので、一石二鳥ですね。
早速、今日からでも取り入れましょう。