もともと日本人の汗腺は、実際に働く汗腺の数が少なく設定されている為、暑さについていくのが苦手です。
特に子供に多く見られるのですが、風邪でもないのに気温の上がった午後になると38℃を超える熱が出てしまうことがあります。
あわてて保健室などの冷房の効いたところに寝かせると高熱が不思議なほど、す〜とひいてしまうんです。
このような子のほとんどが基礎体温も低めで、本来は日中36℃を超えているのですが、低温の子供の多くは35℃と大変低いんです。
このような子供は暑くなっても、あまり汗をかかないのですが、あるとき突然に大汗をかいたりするんですね。
流れるような大汗ですので蒸発もしにくく体温調節の効果はありません。
逆にそれほど寒くもないのにふるえがきたりします。
このような症状がつもりつもって、だるい、熱っぽい、疲れるといった自覚症状になって現れるんです。
体臭やワキガを気にされている方にとっては、イヤな汗でも健康な身体つくりには、汗は大切な役目をしてるんですね。
大切なお話なので次回も続けますね。