体臭(ワキガ)が気になる方は、出来るだけ汗をかかないようにしようと思いがちです。
汗は体温調整や老廃物排出など、身体にとってはなくてはならないものです。
良い汗を上手にかくことが大切なのです。
もともと汗そのものにはニオイはないのですから、無理に汗をおさえてしまうと代謝が悪くなり臭くなるのです。
より濃くなった汗は、皮膚の細菌などと混ざりいっそう体臭(ワキガ)を強くしてしまいます。
だから汗腺を鍛えるのです。
汗腺を鍛え、汗をかくことが逆に汗の量を減少させることにつながります。
まずは体を動かすことです。
運動といっても、筋肉トレーニングのような激しい動きではありません。
じっとりと肌が汗ばむ程度でいいのです。
ウォーキングやエアロビクスなど、体に酸素を取り込める運動をしてください。
酸素が体にいきわたると体臭(ワキガ)のニオイのもととなる乳酸が出なくなります。
また半身浴もお勧めです。
42~43℃くらいのお湯を湯船に20cmほど張り、肘から先と膝から下がつかるようにします。 要は下半身と肘から下がつかればいいのです。
足は湯船に伸ばしてもかまいません。
10分~15分つかってください。
手足に集中している汗腺が刺激され、5分くらいで汗が出てきます。
ある程度汗が出たら水をたし36~37℃に温度をさげ、半身浴でも全身浴でもかまいません。
ゆったりとリラックスしてください。
続けることで汗腺が鍛えられ、良い汗をかける身体になり体臭(ワキガ)を軽減させることにつながります。