こんにちは、多磨の舌間です。
体臭(ワキガ)でお悩みの方にとっては「汗」は嫌な存在ですが、
本日のテーマは「汗」とニオイの関係についてお伝えしたいと思います。
ほとんどの方は「汗」自体にニオイがあると思われている方が
多いのですが、実は汗自体には臭いはありません。
特に「ワキガ臭」の原因は、脇の下に存在する「アポクリン汗腺」に
含まれる毒素やアンモニアと肌の雑菌が混ざることで、初めてニオイが
発生します。
体温調整のための働きをしている「エクリン汗腺」から出る汗は、
ワキガ臭とは、あまり関係がありません。
では、
体臭(ワキガ臭)に良くない汗とは、どんな汗なのでしょうか?
まずは、汗の種類からお話いたしましょう。
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汗の種類
汗の種類には、大きく分けますと3種類あります。
1)温熱性発汗
暑い時や、運動の後に全身から出る汗を言います。
2)精神的発汗
人前で緊張したり、驚いたりした時に出る「冷や汗」で、手に汗を
にぎるとはこの事です。
手のひらや、足の裏、ワキの下などに、じっとりにじむものです。
3)味覚性発汗
辛いものを食べた時に、額や鼻や唇のところにかく汗を言います。
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スポーツや運動などで、汗をかくことは必然なのですが、逆に体を
動かしても汗をかかなければ、清々しさもなく気持ち良くないのでは
ないでしょうか?
しかし、
汗も大切な役割をしているのですが、
体臭の原因であることも事実です。
特に体臭に良くない汗は、精神発汗などによる肌に
まとわりつきやすいジワっとした汗ですが、
実は汗の量とニオイの度合いは、あまり関係がありません。
汗のことを少しでも理解されて、上手に付き合うことも大切です。