こんにちは、(株)多磨、体臭カウンセラーの舌間です。
福岡のオフィスより本日のテーマですが、私の主治医の先生に
お聞きしたことを共有できればと思います。
もちろん、
主治医は私の体のことも私の仕事の内容もご存知なのですが、
先日、体臭のことについて、お話していた時「なるほど」と思える
内容がありました。
復習を含めてお聞き下さい。
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ご存知のように汗が出る汗腺には2種類あります。
「エクリン腺」と「アポクリン腺」です。
エクリン腺から出る汗は、ほぼ無臭で99パーセント以上が水分です。
一方、アポクリン腺から出る汗も、最初はほぼ無臭ですが、ニオイの
原因が含まれているのでニオイが発生します。
同じ汗とはいえ別物です。
ここで、素朴な疑問が湧いてきませんか?
なぜ、2種類の汗が存在する必要があるのでしょうか。
汗なら1種類で十分だろうと思いませんか。
実は、エクリン腺とアポクリン腺の最大の違いは成分ではなくて
「役割」です。
エクリン腺から出る汗の役割は、
体温を下げたり摩擦を作ったりするためです。
一方、アポクリン腺から出る汗の役割はニオイを作ること、
そのものなのです。
つまり、
アポクリン腺からの汗で体臭が強くなることは異常ではなく、
そもそもニオイを作るのが目的なのです。
では、
なぜニオイを作る必要があったのでしょうか?
その理由につきましては、次回のブログにてお伝えできればと思います。
本日は、ここで失礼いたします。
次回のブログでお会いいたしましょう。